事業を開始するにあたり考えること。
事業を開始するにあたり綿密な経営計画は必要ないと思います。
必要なことは、粗利益と固定費の理解です。
例えば、売上1,000円で利益100円のものを販売する場合(粗利益率10%)と売上1,000円で利益500円のものを販売する場合(利益率50%)では何が変わるのでしょうか?
月間の必要固定費の把握
次に毎月、固定費がいくら必要か計算してみます。
固定費とは、自分の給料、家賃、水道光熱費など毎月、固定的に必要な経費です。
この、固定費を粗利益でまかなわなければなりません。
必要売上高の計算
もし仮に必要固定費が100万円だった場合、必要な売上高はいくらでしょうか?
粗利益率10%の場合なら、必要な売上高は、1000万円。
1000万円×10%=100万円
粗利益率50%の場合なら、必要な売上高は、200万円となります。
200万円×50%=100万円
粗利益率が変わると必要売上高が変わります。
自分の粗利益率の把握
重要なことは自分の業種の粗利益率の把握をすることです。
そして必要固定費から必要売上高を把握し、まず1年間の月別売上高の予測を立てることです。
当然ですが売上高の予測は合理的な根拠に基づくものでないとダメですね。
編集後記:埼玉県入間市情報
埼玉県入間市は狭山茶の産地です。
静岡茶、宇治茶と並んで日本三大茶である狭山茶。
おいしいお茶が飲めることに感謝です。