そもそも税務調査とは何でしょうか?
日本の場合、個人や会社は、自分で税金の計算をして申告をすることになっています。
自分で申告するわけですから、意図しない間違い、不正(脱税)などをすることもありえます。
税金の間違い、不正、脱税を調査するために行われるのが税務調査です。
税務調査は突然来るのか?
税務調査は突然来ることはほとんどありません。
事前に連絡が必ずあります。
「〇〇日に税務調査に行きたいのですが」と連絡がきます。
私の経験上でも、突然税務署が来たことがありません。
必ず事前に連絡があります。
税務調査の日程は変更できる?
税務署から「 〇〇日に税務調査に行きたい」と言われて都合が悪い場合はどうしたら良いのでしょうか?
実は、必ずその日でないといけないわけではありません。
仕事で時間が合わない場合変更してもらって大丈夫です。
都合が悪いなら変更してもらうことも可能です。
私が立ち会う場合、日程調整が必要となりますので、ほとんどのケースで日程変更をしています。
顧問先、税理士、税務署の都合が合わないといけないのでなかなか大変です。
日程変更したからといって不利になることはありませんから心配はいりません。
ただし、日程変更が可能でも何度も変更していると怪しまれます。
本当に都合が悪いのなら一度位の変更は問題ありません。
税務調査はどれくらいの頻度でくるの?
税務調査は設立や開業してすぐには来ません。
※申告書の内容が明らかにおかしい場合には税務調査ではなく指導に来る可能性はあります。
平均的には 3年程度たってから税務調査に来ることが多いです。
ただし、どれくらいの頻度でくるのかは実は税理士にもわかりません。
10年以上一回も来ない会社もあります。
赤字続きの会社でも税務調査があった場合もあります。
もちろん、業種によって税務調査が入りやすい会社もあります。
税務調査に来る、来ないはわからないのです。
税務調査は何年分見られる?
基本的に税務調査は3年分をみられます。
3年分の帳簿を確認して間違いがないかどうかを確認されます。
大きな間違いがなければ大体3年分で終わります。
不正や脱税などが発覚すると 7年分遡ることになります。
税務調査は通常 3年、最大7年となります。