税務調査は準備と心構えをきちんとすれば怖くありません。
帳簿の準備をすること、あせらないこと、きちんと調べて正しい内容を回答することが大事です。
税務署の調査官は怖い?
税務調査に来る調査官も人間です。
あせらず対応することが大事です。
無駄に敵対心を持ったり恐れたりする必要はありません。
普通のお客様として接しても問題ありません。
税務調査は朝から夕方までかかります。
お昼のお弁当などは用意する必要はありません。
税務調査は朝 10時に開始して 16時頃に終了します。
12時になったらお昼で外に出て、 13時頃に戻ってきます。
16時頃になったら税務署に帰ります。
調査官の態度が悪いとき
こちらがちゃんと対応していても態度の悪い税務署の調査官もいます。
もし、態度が悪い調査官がいたら注意しても問題ありません。
ただし、昔は高圧的な態度を取る調査官もいましたが、今は丁寧に対応してくる調査官がほとんどです。
社長や代表者はずっといなくてもいい
税務署の調査間は税務調査の初日に、社長に会社や事業の概況を聞きます。
どのような事業をやっているのか。を調査官が社長に質問します。
会社概況の確認が終わったら帳簿の確認となります。
この帳簿の確認のときには代表者が同席する必要はありません。
税理士が立ち会いをすれば大丈夫です。
調査官から質問があったらわかる事は税理士が回答します。
社長に聞かないとわからないものはまとめて後日回答します。
社長は税理士に立ち会いをお願いすれば事業概況の確認が終わり次第、仕事に戻っていただいて問題ありません。
わからないことは即答しなくていい
調査官から質問されたことについて分からなかったり、忘れていたらすぐに答える必要はありません。
税務署からの質問にはすぐに答えないとダメだとと考えている方もいますが、そんなことはありません。
即答して間違ったことを言うよりも、きちんと調べて正しい内容を回答することが大事です。
分からないことを聞かれたら「調べて後日回答します」で問題ありません。
無理にその場で答える必要はありません。
そもそも、税務調査で見るのは数年前の帳簿です。
数年前のことを即答できる方がおかしいのかもしれません。
通常は、数年前のことなんて全部覚えていられませんよね。
即答できなくてもなんの問題もありません。
しっかり調べて、正しい回答をしましょう。